2 – 1 レベルの定義
それぞれの縦の【レベル】の定義になります。その「人」の会社の中における段階を表現したものになります。 この会社というチーム・パーティーにおいて、どのレベルでの役割を担えるか、その人の「成長」を表しています。
| レベル名 | ランク | 定義 |
|---|---|---|
| ラフストーン | 1 | リィツの原石。これから多くの社会人スキル・ビジネススキルや姿勢・振る舞いを身につけていく段階。上司の指導の下にジョブを遂行することができる。「リィツポリシー」を理解できている。 |
| シャインストーン | 2 | 磨き上がってきた原石。一通りの社会人スキル・ビジネススキルを身につけた段階。上司への適切ストーンな報告などにより、指示を受けながら通常の自身のジョブの遂行ができる。(ティーチングにより業務を行う)「リィツポリシー」の内容を理解している。 |
| ブロンズ | 3 | 一通りの社会人スキル・ビジネススキルを身につけた段階。上司への適切な報告などにより、指示を受けながら通常の自身のジョブの遂行ができる。(ティーチングにより業務を行う)「リィツポリシー」を自身で体現できている。 |
| シルバー | 4 | 自身のジョブの通常遂行においては独力でできる一人前の段階。突発的、難易度の高い業務に関しても自身で遂行することができる。(コーチングにより主体的に動く)「リィツポリシー」を高いレベルで体現できている。 |
| ゴールド | 5 | 自身のジョブにおいてのスピード・質が高レベルで遂行でき、模範となっている。下位レベルの同ジョブにおいてのフォローやカバー、指導教育ができる。「リィツポリシー」を自身で体現し模範となっている。 |
| プラチナ | 6 | 自身のジョブにおいて最高レベルの知識・スピード・質を兼ね備えている。最新の知識や情報を持っており、現状の仕事にとどまらず、改善・提案なども行っている。下位レベルへの指導・教育ができる。「リィツポリシー」の模範となるとともに、周りへの良い影響を与えている。 |
| サファイア | 7 | 自身のジョブにおいて最高レベルを備えているだけにとどまらず、他のいくつかのジョブに関しての知識や遂行におけるスキルも兼ね備えている。ジョブの指導・教育に加え、長期的な人材育成もできる。「リィツポリシー」を社内外に広め、影響を与えている。 |
| ルビー | 8 | 自身のジョブにおいて最高レベルであり、他の複数ジョブに関しての知識やスキルも高レベルで兼ね備えている。全体に関しての指導・教育、人材育成ができる。人間的にも模範となっている。「リィツポリシー」をさらにアップデートできる。 |
| エメラルド | 9 | 自身のジョブレベルや他の複数のジョブレベルが最高レベルであるとともに、人間力・リィツ力に関しても最高レベルを備え、模範となっている。周りからの信頼が厚く、良い人材の育成ができる。「リィツポリシー」をさらに高めていく。 |
| ダイヤモンド | 10 | 全てにおいて最高位のレベル。社内外を問わず、模範的な人間力をもち、多くの信頼を得ている。発言・振る舞いに応じて、周りの人を主体的に動かすことができる。「リィツポリシー」を掲げる。 |
2 – 2 ジョブの定義
それぞれの【ジョブ】定義になります。
どのような役割・貢献が求められるかが定義として記載されています。
プレイヤー
主に自身の担当業務を遂行し、その役割におけるパフォーマンス発揮により、組織への貢献をするジョブ。このジョブにおいてレベルアップを進め、様々なアビリティを獲得していき、将来的に他のジョブへの転換を目指していく。
スタッフRM
主に自身の拠点でのバックオフィス業務を遂行し、その役割におけるパフォーマンス発揮により、組織への貢献をするジョブ。サポートをする役割を担うとともに、自身もレベルアップ&様々なアビリティを獲得していくことにより成長を期待されるジョブ。
スタッフHQ
主に会社本拠地でのバックオフィス業務を遂行し、その役割におけるパフォーマンス発揮により、組織への貢献をするジョブ。サポートをする役割を担うとともに、自身もレベルアップ&様々なアビリティを獲得していくことにより成長を期待されるジョブ。
ゼネラリスト
総合的な会社全体の業務に関しての知識・技術があり、固定の業務にとどまらず、幅広い業務を担うことができる。 部署横断的に活躍し、一通りの業務を担うことができ、それぞれのステージ・時期に応じての部署に所属し、将来的には会社全体の業務に関しての成果・職務遂行の役割を担うジョブである。
スペシャリスト
業務遂行や成果の達成による貢献が、組織の中でも最大な役割であり、知識・技術においても特筆すべき高さのレベルで備えている。自ら主体的に専門的業務を行い、突発的、難易度の高い業務に関して周りへのフォローをすることができる。
マネージャー
部署の経営を行うジョブ。
自部署の業績・人材育成・職場環境・理念の実現に関しての貢献が求められる。
部署の事業戦略、計画の立案に参画し、部署全体の範囲に及ぶ裁量と責任を担う。
部署の責任者の立場として全体を俯瞰して最適なマネジメントを行っていく役割を担う。
トレーナー
主に人材育成・教育指導を担うジョブ。
会社全体から事業所・部署にいたるまで全体の知識・教育・技術などの育成を行っていく。
全体・組織・個の知識・技術レベルを分析し、それぞれにあったトレーニングの計画・実施ができる。
会社の目標や方向性、理念を熟知した上で、それに向けた人材育成をすることが求められる。
バイヤー
会社全体の経営を考え、仕入れ・販売に関する企画・提案から、利益をもたらすことを担うジョブ。
メーカー等仕入れ先との交渉などを主に行い、社内・社外との連携しながら最適な仕入れ・販売を行う。
現在のルートの最善化とともに、新たな開拓等を行うことで成果につなげる。販売チャネルの開拓や調整も含む。
スーパーバイザー
複数の事業所の業績・人材育成・職場環境・理念の実現に関しての貢献が求められるジョブ。
複数事業所の営業や財務・労務・人事等の状況把握を行い、適切なアドバイスを行う。
複数事業所の事業戦略、計画の立案に参画し、適切な部署全体の範囲に及ぶ裁量と責任を担う。
ディレクター
経営を担うジョブ。経営と一体となって会社の業績・人材育成・職場環境・理念の実現に対しての貢献が求められる。
経営者の参謀としての役割を担うとともに、会社全体から各部署・組織に向けての長期的な施策・計画を立案し、実行していく。
経営
全体経営を行うジョブ。
会社全体の業績・人材育成・職場環境・理念の実現に関しての貢献が求められる。
会社全体の事業戦略、経営計画の立案に参画し、会社全体の範囲に及ぶ裁量と責任がある。
経営の立場として全体を俯瞰して最適なマネジメントを行っていく役割を担う。
クリエイター
新しいものを作り出すことに特化した仕事を担う。
開発や設計に関しての知識・技術を極め、世の中に遡及する新発明を作り出すことができる。
組織や仕事の仕方に関しても、その創造力・アイデアにてゼロを一に変え、更に昇華させて会社オリジナルの強みを作り出すことができる。特殊ジョブの一つ。
マーケッター
市場の分析、会社の分析、顧客の分析等、現状の各分析から課題などを抽出し、会社の事業戦略や計画に対して主体的に関わっていくジョブ。今後の予測・現状から将来における市場の創造を行っていく。特殊ジョブの一つ。
マイスター
スペシャリストをさらに極めたもので、その知識・技術により社内だけにとどまらず、外部にも好影響を与えることができる。会社全体における知識や技術の指導・教育を担う。
存在としての知識・技術の象徴たる地位となり、限られた人員のみ役割を担うジョブである。
特殊ジョブの一つ。
コーディネーター
会社における環境・働き方・外部とのやり取り等、全てにおいて調整役となり、より成果や社員のパフォーマンスを高める業務を担う。各方面における知識や最新の情報などを持っており、事業計画においての企画・立案から「コーディネート」を行っていく。特殊ジョブの一つ。
2 – 3 アビリティの定義
属性コード
各アビリティには属性があり、現在の「ジョブ」及び「レベル」に応じて、必要となるアビリティの属性が分かりやすくなるように「属性コード」が割り当てられています。
| アビリティ名称 | 属性コード | 定義 |
|---|---|---|
| ベースアビリティ | B | ビジネスパーソンとしての基礎的なスキル。どの仕事をするにおいても身につけておくべきもの。 |
| ワークアビリティ | W | 業務遂行にあたって必要とされるスキル。ジョブに関わらず担当業務のパフォーマンスを上げるために求められるもの。 |
| クリエイトアビリティ | C | 創造、アイデア、ユニークさなど、他にはないものをクリエイトするためのスキル。職種により必要度が変わるもの。 |
| リーダーアビリティ | L | 人を率いるリーダーにとって必要なスキル。自身の業務に加え、チームを引っ張っていくために身につけてほしいもの。 |
| マネジメントアビリティ | MG | 組織をマネジメントするためのスキル。限られたリソース(ヒト・モノ・カネ・時間・情報等)を最大限にやりくりして成果を出す人に求められるもの。 |
| マーケティングアビリティ | MK | 顧客ニーズ(顕在・潜在)をつかみ、それに応え、満足度を上げるためのスキル。営業・販売・提案などの成果につなげることができるもの。 |
| スペシャルアビリティ | S | 特別で専門的な知識・技術などのスキル。他にはない秀でた知識・技術で組織に貢献することができるもの。 |
アビリティの定義
ベースアビリティ
ビジネスパーソンとしての基礎的なベースとなるアビリティです。どの仕事をするにおいても身につけておくべきものになります。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| B1 | ビジネスマナー・一般常識 | 社会人としてのマナーができているかどうか。一般常識があるかどうか。 | 言葉遣いが適切である。敬語がTPOに応じて使いこなせる。挨拶の仕方、文章の書き方、メールのマナーができている。席の座り方、名刺交換、その他、応対のマナーができている。世間一般の常識がある。 |
| B2 | コミュニケーション | 顧客、職場、協力業者、取引先などとのコミュニケーションはできているか。 | 顧客、職場、協力業者、取引先などとの積極的にコミュニケーションを図っている。傾聴や承認、伝達などを様々な手段によって行い、潤滑な意思疎通ができている。 |
| B3 | 整理整頓 | 身の回りや職場、現場、倉庫等の整理整頓ができているかどうか。 | 自身のデスク周りの整理整頓ができている。共有スペースの書類や備品などの整理整頓をすすんでやっている。現場、倉庫でも整理整頓に努めている。PC内のデータの整理整頓ができている。 |
| B4 | 当社に関する知識 | 当社の概要・経歴・特徴・強みを知っているかどうか。 | 当社の得意なところ、売りなどの特徴に関する知識がある。成り立ちや歴史についての知識がある。理念や方針などを理解している。 |
| B5 | 接客・電話応対 | 来客、訪問、電話応対の際の振る舞いは適切かどうか。 | 来客時や訪問時の接客の態度、振る舞いはきちんとできている。電話の受け、掛け時の言葉遣いや声のトーンなども適切である。好感度を得られる応対ができている。 |
| B6 | ソウレンホウ | 職場における相談、連絡、報告。上長や周り、協力業者に対して、すぐに報告、連絡、相談をしているかどうか。 | 業務の進捗状況を常に報告している。ミスやクレーム、問題などの悪いことこそ早く伝えている。内容に自分勝手な解釈や飾り立てなどせずに、事実を正しく伝えている。迷った際、悩んだ際に、自分の考えや意見などについて、上司に相談をしている。 |
| B7 | フォロワーシップ | 上司をフォローする立場としての能力があるかどうか。 | 上司のフォロワーとしての指示の理解がしっかりとできている。指示に対しての遂行力がある。部下としての判断、意見などができている。 |
| B8 | 継続力 | 仕事や取り組みに対して、続けていくことができる力があるかどうか。 | やるべき仕事や、積み重ねが必要な仕事を、途中で投げ出したり、尻すぼみにならずに続けられる。短期的な成果に捉われずに、中長期的な目標に向かって、普段やることを継続できる。 |
| B9 | 貯信力 | これまでの実績やパフォーマンスが認められてきているかどうか。 | 周りからの信用を積み重ねる(貯める)ために、当たり前のことを当たり前にやってきている。普段から正直で正しい行動をしてきている。 (過去の実績が信用となる) |
ワークアビリティ
普段の職場における業務遂行にあたって必要とされるアビリティです。ジョブに関わらず担当業務のパフォーマンスを上げるために求められるものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| W1 | トラブル対応 | 仕事のトラブルが発生したときの対応力があるかどうか。 | 業務におけるトラブルが起きた時の適切な対応ができている。自身だけではなく周りのトラブルへの対応もできている。クレームなどに関する適切な対応力がある。 |
| W2 | レジリエンス | 折れない心、くじけない心を持っているかどうか。 | 具体的には、トラブルや困難があっても、すぐにあきらめずに、前向きに対応できる。ミスや失敗、つらいことなどがあっても、重くとらえ過ぎずに、切り替えられている。 |
| W3 | 論理的思考 | 物事を論理的に考える力があるかどうか。 | 原因と結果、どのような過程を経て、現段階の結果に至っているかなど、物事に筋道を立てて、考えられる力がある。またそれを分かりやすく説明できる力があり、再現性のある提案ができる。 |
| W4 | コスト意識 | コストがどれだけかかっているかを意識できているかどうか。 | 事業の運営、業務の遂行において、どれくらいコストがかかっているかの知識がある。また、常にそれを改善していこうとする姿勢がみられる。金銭だけではなく、時間や労力も含まれる。 |
| W5 | 時間管理 | 日々の仕事に時間管理ができているかどうか。 | 毎日の仕事を効率的に行えるように、時間管理をして仕事に取り組むことができている。期限を決めた仕事の仕方ができる。 |
| W6 | スケジュール管理 | 業務において、スケジュール管理ができているかどうか。 | 業務における具体的作業や行動を、計画的なスケジュールにして進捗管理ができている。期日を決めた管理ができている。柔軟なスケジュール変更ができる力もある。 |
| W7 | 柔軟な対応 | 業務に対して、常に柔軟な対応ができるかどうか。 | 昔からの決まったやり方や、価値観に固執せずに、より柔軟な考えで対応することができる。できない、という思考ではなくどうやったらできるかで考えることができる。 |
| W8 | 問題解決力 | 問題が起きた場合に、適切に解決まで導ける力があるかどうか。 | 問題が起きた場合に、行き当たりばったりで対応することではなく、本質的な原因を見極め、問題が再発しないように解決することができる。 |
| W9 | ITスキル(実務) | 業務に関するIT関連のスキルがあるかどうか。 | PCやネット、使用ソフトやアプリに関する知識や技術がある。社内のネットワークやIT機器を問題なく使用することができる。 |
リーダーアビリティ
人を率いるリーダー的なジョブにとって必要なアビリティです。自身の業務に加え、チームを引っ張っていくために身につけてほしいものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| L1 | 決断・判断力 | 選択肢がある時において、適切な決断・判断ができるかどうか。 | 複数の選択肢がある場合や、期限を決めたり、取り組むかどうかなど、判断が必要とされる場面で、より的確に、明確な決断ができている。 |
| L2 | 信頼力 | 周りからの信頼があるかどうか。 | 上司、部下、顧客や協力業者、取引先などから、信頼を得られている。誠実な振る舞い、約束を守る、責任を持つ、などが、普段からできている。 周りから将来に向けて信頼される人物となっている。 |
| L3 | リーダーシップ | 組織を引っ張っていく力があるかどうか。 | 目的、目標を明確に指し示し、活躍しやすい環境を整え、的確な指示命令を出し、組織を引っ張っていくことができる。リーダーとしての魅力があり、部下が尊敬してついてきている。 |
| L4 | 率先垂範 | 自ら先頭になり、業務を行っているかどうか。 | 人の先頭に立って業務の遂行や実務などを行い、模範を示すことができている。模範となる質の高い、高レベルな仕事のパフォーマンスを発揮している。 |
| L5 | バランス感覚 | 立場を理解した自身の立ち位置で動けるか。 | 周りの人間関係、立場、状況などを踏まえた発言、行動などができている。組織で活動するにあたって、より成果につながったり、スムーズに進行することを目指した自身の行動や業務遂行を行うことができている。 |
| L6 | リフレーミング | 何事も前向きにポジティブに捉え、解釈する力があるか。 | 通り一遍等の解釈ではなく、物事を見る枠組み(フレーム)を複数持ち、違う視点で捉え、考えたり判断することができているか。ネガティブに感じることをポジティブに捉え、より前向きな思考と行動をすることができているか。 |
マネジメントアビリティ
組織をマネジメントするためのアビリティです。限られたリソース(ヒト・モノ・カネ・情報等)を最大限にやりくりして成果を出す人に求められるものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| MG1 | マネジメント | 目標に向かって最大限の効果を生み出す力があるかどうか。 | 現状のリソース(ヒト・モノ・カネなど)を、目標に向けて適切に活用・発揮して、最大限の効果を生み出すことができる。組織を司るマネージャーの役割ができ、部下の育成や部下に成果を出させることができている。 |
| MG2 | 指導・教育 | 部下に対して、適切な指導・教育ができる。 | 日々の業務においての指示、指導が適切にできている。仕事に関して、より早く身に付くような指導を部下にしている。知識・技術を身に付けてもらうための教育を実施している。 |
| MG3 | 人材育成 | 部下を育成できる力があるかどうか。 | 中長期、少し先の人材の育成。求める人物像や、組織に必要な人材に育成するための教育や研修を実施できる。知識や技術だけではなく、考え方を教えたり、価値観を醸成したりするなど、人としての育成もできる。 |
| MG4 | 業務委任 | より部下や下位組織への業務の委任ができているかどうか。 | 自分自身で仕事を抱えるのではなく、組織としてよりパフォーマンスを高めるための部下や、他部署、外部などへの業務委任ができている。委任をすることで、より組織が強くなり、組織全体での貢献ができるようになっている。 |
| MG5 | プロジェクト管理 | 個別のプロジェクトを管理することができる。 | 通常業務だけではない、組織の取り組みやプロジェクトをまとめて、進めていくことができる。プロジェクトを適切に運営することにより、組織に貢献することができている。 |
| MG6 | フォロー・カバー力 | 部下や周りをフォローする力があるかどうか。 | 周りのミスやトラブル、クレームに対して、それをフォローしたり、カバーしたりすることを、自ら積極的におこなっている。部下のせいと投げ出さず、より部下を成長させるために、また組織にとってメリットをもたらすようなフォローを行っている。 |
| MG7 | 分析力 | 物事を正しく見極め、分析する力があるかどうか。 | 問題や事案に対して、多くの情報から必要なもの、そうでないものなどを見極め、傾向や原因など見えるように分析することができる。複雑で難しいことも、周りに伝えられるように分かりやすく客観的に伝えることができる。 |
| MG8 | 経営的思考 | 会社の経営者としての目線で、考えることができるかどうか。 | 会社の経営者としての目線で、部署を横断し、全体を俯瞰して、判断ができている。事業を計画的に捉え、戦略・戦術を考えることができている。 |
| MG9 | 組織運営 | 自部署だけに留まらず、組織全体の運営ができるかどうか。 | 自部署だけに留まらず、組織全体の運営ができている。全体の把握、分析や、部署の長への指示・命令が的確にできている。 |
マーケティングアビリティ
顧客ニーズ(顕在・潜在)をつかみ、それに応え、満足度を上げるためのアビリティです。営業・販売・提案などの成果につなげることができるものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| MK1 | 顧客把握 | お客様のことを知っているかどうか。 | 当社の顧客のことに関する知識が十分である。業種、地域、規模などをはじめ、特徴や経営者の性格、やり取りで気を付けることなどを把握している。 |
| MK2 | 企画・提案力 | 事業全般に関する企画や提案ができる力があるかどうか。 | 業務の改善や、顧客満足度向上、職場環境など、様々なことに対して、よりよくなるための企画や、提案をすることができる。受け身ではなく、自ら考えて発信できている。メリットデメリットも捉えた、企画・提案ができる。 |
| MK3 | プレゼンテーション | 顧客へのサービスをプレゼンできる力があるかどうか。 | 発表し、伝達する能力がある。商品やサービスに関して、相手に魅力あるように伝えることができる。その他、考えや主張なども、相手に明確に伝達することができる。「価値」を相手に伝えられる。 |
| MK4 | 説得・交渉力 | より良い結果をもたらすための説得や交渉ができるかどうか。 | 相手とのやり取りにおいて、必要と思われる主張や条件を通すことができる能力がある。そのための、客観的な事実や数字、相手の感情の受け入れ、納得性の高い説明などをしっかりと示すことができている。 |
| MK5 | マーケティング | 商品・サービスがより受け入れられるようなマーケティングをする力があるかどうか。 | 商品・サービスがより受け入れられるように、市場の状況や調査、把握などができている。自社の強みや特徴を把握し、それに応じた戦略を考え、プロモーションができている。 |
クリエイティブアビリティ
創造、アイデア、ユニークさなど、他にはないものをクリエイトするためのアビリティです。職種により必要度が変わるものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| C1 | 創造力 | 新しい考えややり方などを作り出していく力があるかどうか。 | 当たり前に固執せず、新しいやり方などを作り出すことができる。仕事やサービス、業務のやり方など、どのような対象でも考えることができる。「改善」の範囲の枠に留まらず、それを超えた新規のものを作り出す力がある。 |
| C2 | アイデア・発想力 | ユニークなアイデアが出せるかどうか、発想力が豊かかどうか。 | 物事に対して、従来からの当たり前の発想にとらわれずに、革新的なもの、ユニークなもの、そのようなアイデアや発想ができる。 |
| C3 | TTPA | 周り・他業界からの良いものを見つけアレンジして活用できるか。 | 良いものであったら、それを積極的にTTPA(徹底的にパクッてアレンジ)することができている。その良いものの理解ができ、活用できる部分を自身のものにすることができ、アレンジをすることができているか。 |
スペシャルアビリティ
特別で専門的な知識・技術などのアビリティです。他にはない秀でた知識・技術で組織に貢献することができるものです。
| コード | 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|---|
| S1 | 仕事のスピード | 業務の取り掛かりやスタートする早さ、進めるスピードなど | 担当する業務や携わる仕事に対して早く取り掛かるか。業務をスタートするレスポンスや、滞らせずに進めていく力を発揮しているか。 |
| S2 | 仕事の質 | ミスや漏れなどの少ない仕事ができているかどうか。 | 担当する業務や、携わる仕事に対して、ミスが少なく、抜けや漏れがなく、完成度の高い仕事ができる。細分まで丁寧な仕事ができている。 |
| S3 | 技能・技術 | 担当業務に関する技能・技術のレベルはどうか | 担当する業務や、携わる仕事に対しての技能レベルは高く、顧客や周りからの評価は高いかどうか。出来栄えだけではなく、段取りや後処理なども含む。 |
| S4 | ITスキル(専門) | 最新技術、情報のITスキルをもって、組織に貢献できるかどうか。 | 担当する業務(マーケティング、開発、社内ネットワーク等)においての、最新のITの知識があり、それを収集、活用している。社内の形として取り入れ、成果を出すことができている。 |
| S5 | 市場・情勢の知識 | 業界の市場や世の中の情勢に関する知識があるかどうか。 | 業界や市場の情報、世の中の情勢などにアンテナを立て、関心を持ち、常に新しい情報を仕入れて、知識を増やしている。周りに知識を広め、良い影響を与えている。 |
| S6 | 人脈 | 業界内外において、幅広い人脈があるかどうか。 | 業界内、業界外において、幅広い人脈を持っている。その人脈により、直接的、間接的にかかわらず、組織に良い影響をもたらすことができている。 |
2 – 4 各ジョブに必要な「アビリティ」一覧表
横の横断的ジョブにおいて、それぞれ必要とされるジョブの一覧になります。そのジョブの最高峰を目指して、各アビリティを伸ばしていきます。
| ジョブ | アビリティ |
|---|---|
| プレイヤー | 【B1】ビジネスマナー・一般常識 /【B2】コミュニケーション / 【B3】整理整頓 / 【B4】当社に関する知識 / 【B5】接客・電話応対 / 【B6】ソウレンホウ / 【S1】仕事のスピード / 【MK1】顧客把握 / 【W1】トラブル対応 / 【W2】レジリエンス / 【W5】時間管理 / 【W6】スケジュール管理 / 【MK3】プレゼンテーション /【L2】信頼力 /【S6】人脈 |
| スタッフRM | 【B1】 ビジネスマナー・一般常識 /【B2】 コミュニケーション /【B3】整理整頓 【B4】当社に関する知識 /【B5】接客・電話応対 /【B6】 ソウレンホウ /【B7】 フォロワーシップ /【S1】仕事のスピード /【S2】 仕事の質 /【MK1】顧客把握 【W1】 トラブル対応 /【W4】 コスト意識 /【W5】時間管理/【W6】 スケジュール管理 /【W7】 柔軟な対応 /【W9】 ITスキル(実務) /【L5】バランス感覚 |
| スタッフHQ | 【B1】ビジネスマナー・一般常識 /【B2】 コミュニケーション /【B3】整理整頓【B4】当社に関する知識 /【B5】接客・電話応対 /【B6】 ソウレンホウ /【B7】 フォロワーシップ /【S1】 仕事のスピード /【S2】 仕事の質 /【MK1】 顧客把握 【W1】 トラブル対応 /【W4】コスト意識 /【W5】時間管理 /【W6】 スケジュール管理 /【W7】 柔軟な対応 /【W9】 ITスキル(実務) /【L5】 バランス感覚 |
| ゼネラリスト | 【B2】コミュニケーション/【B6】ソウレンホウ /【B7】フォロワーシップ /【S2】仕事の質 /【S3】技能・技術 /【MK1】顧客把握 /【W1】トラブル対応 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W5】時間管理 /【MK3】プレゼンテーション /【L2】信頼力 /【MG6】フォロー・カバー力 /【L6】リフレーミング |
| スペシャリスト | 【S2】仕事の質 /【S3】技能・技術 /【S4】ITスキル(専門)/【MK1】顧客把握 /【W1】トラブル対応 /【W2】レジリエンス /【W3】論理的思考 /【W6】スケジュール管理 /【W7】柔軟な対応 /【MG2】指導・教育 /【L4】率先垂範 /【W8】問題解決力 /【MG3】人材育成 /【MG6】フォロー・カバー力 /【L6】リフレーミング |
| マネージャー | 【B7】フォロワーシップ /【B8】継続力 /【S2】仕事の質 /【MK1】顧客把握 /【W1】トラブル対応 /【W2】レジリエンス /【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【W6】スケジュール管理 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【MG2】指導・教育 /【L1】決断・判断力 /【S5】市場・情勢の知識 /【L3】リーダーシップ /【MG1】マネジメント /【L4】率先垂範 /【W8】問題解決力 /【MG3】人材育成 /【MG4】業務委任 /【MG5】プロジェクト管理 / 【MK5】マーケティング / 【MG6】フォロー・カバー力 /【MG8】経営的思考 /【L5】バランス感覚 /【L6】リフレーミング |
| トレーナー | 【B2】コミュニケーション /【B6】ソウレンホウ /【B7】フォロワーシップ /【B8】継続力 /【B9】貯信力 /【S2】仕事の質 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W3】論理的思考 /【W6】スケジュール管理 / 【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【MG2】指導・教育 /【L1】決断・判断力 /【MK3】プレゼンテーション / 【L4】率先垂範 /【MG3】人材育成 /【S6】人脈 /【MK5】マーケティング /【MG6】フォロー・カバー力 |
| バイヤー | 【S2】仕事の質 /【MK1】顧客把握 /【W2】レジリエンス /【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【L1】決断・判断力 /【MG7】分析力 /【MK4】説得・交渉力 /【S6】人脈 /【MK5】マーケティング /【MG9】組織運営 /【L6】リフレーミング |
| スーパーバイザー | 【B8】継続力 /【MK1】顧客把握 /【W1】トラブル対応 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【W6】スケジュール管理 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【MG2】指導・教育 /【L1】決断・判断力 /【S5】市場・情勢の知識 /【L3】リーダーシップ /【MG1】マネジメント /【L4】率先垂範 /【MG7】分析力 /【W8】問題解決力 /【MG3】人材育成 /【MK4】説得・交渉力 /【MG4】業務委任 /【S6】人脈 /【MK5】マーケティング /【MG6】フォロー・カバー力 /【L5】バランス感覚 |
| ディレクター | 【S2】仕事の質 /【MK1】顧客把握 /【W2】レジリエンス /【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【L1】決断・判断力 /【MG7】分析力 /【MK4】説得・交渉力 /【S6】人脈 /【MK5】マーケティング /【MG9】組織運営 /【L6】リフレーミング |
| 経営者 | 内容は鍵にかけて隠されています。たどりついた勇者に対して鍵が渡されます。 |
| クリエイター | 【B4】当社に関する知識 /【B6】ソウレンホウ /【B8】継続力 /【S3】技能・技術 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【W5】時間管理 /【W6】スケジュール管理 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【S5】市場・情勢の知識 /【C2】アイデア・発想力 /【C3】TTPA /【MG7】分析力 /【S6】人脈 /【MG5】プロジェクト管理 |
| マーケッター | 【S3】技能・技術 /【MK1】顧客把握 /【W1】トラブル対応 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応/【C1】創造力 /【S5】市場・情勢の知識 /【MK3】プレゼンテーション /【C2】アイデア・発想力 /【L2】信頼力 /【MG7】分析力/ 【W8】問題解決力 /【MG3】人材育成 /【MK4】説得・交渉力 /【MG4】業務委任 /【S6】人脈 /【MG5】プロジェクト管理 /【MK5】マーケティング |
| コーディネーター | 【B4】当社に関する知識 /【S1】仕事のスピード /【S2】仕事の質 /【S3】技能・技術 /【W2】レジリエンス /【W3】論理的思考 /【W4】コスト意識 /【W5】時間管理 /【MK2】企画・提案力 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【S5】市場・情勢の知識 /【MK4】説得・交渉力 /【MG5】プロジェクト管理 |
| マイスター | 【S2】仕事の質 /【S3】技能・技術 /【MK1】顧客把握 /【W2】レジリエンス /【W9】ITスキル(実務)/【W3】論理的思考 /【W6】スケジュール管理 /【W7】柔軟な対応 /【C1】創造力 /【MG2】指導・教育 /【S5】市場・情勢の知識 /【MK3】プレゼンテーション /【L4】率先垂範 /【W8】問題解決力 /【MG3】人材育成 /【MK4】説得・交渉力 /【MG6】フォロー・カバー力 /【L6】リフレーミング |
2 – 5 成長力・人間力の定義
【ダイヤモンド】~【ラフストーン】の各レベルに求められる「成長・人間力」の一覧です。リィツから離れたとしても、外の世界において重要となるヒューマンスキル・姿勢や態度を示しています。
成長力・人間力の一覧
| 項目 | 定義 | 具体的な行動・着眼点 |
|---|---|---|
| 理念の体現 | 理念・ビジョン・行動指針などを、実際に目に見える形で行動しているかどうか。 | 会社の掲げている理念・ビジョン・ミッション・行動指針等を覚えている。理解している。理念・ビジョン・ミッション・行動指針に基づいた発言や行動ができている。守るべきコンプラインスを徹底できている。判断に迷う際には、いつも理念・ビジョン・ミッション・行動指針を基準に判断できている。 |
| 規律性 ルール遵守 | 職場で定められている決まり事を守っているかどうか。 | 就業規則に定めれらた内容を守っている。職場で決めているルールを知っている。理解している。不正をしたり、「ずる」をしたりして、風紀を乱すようなことをしていない。職場のルールを主体的に守り、周りの模範となっている。 |
| 協調性 チームワーク | 周りと協調して仕事をしているかどうか。チームに貢献するような動きをしているかどうか。 | 自分勝手、自分中心ではなく、周りもやりやすいような仕事の仕方ができている。一緒に働く仲間を気遣い、サポートすることができている。チームの一員として、チームワークを乱すことなく、貢献するような言動ができている。 |
| 積極性 前向きさ | 前向きに、積極的に仕事に取り組んでいるかどうか。 | 何事にも、否定から入らずに、前向きにとらえている。指示待ちやこなすだけの仕事の仕方ではなく、より自分から取り組んでいる。常にもっとよい仕事にしようと工夫している。できない・わからない、ではなく、どうしたらできるか、まずはやってみようというような動きをしているか。 |
| 責任性 信頼性 | 責任を持った言動ができているかどうか。周りからの信頼を得ているかどうか。 | 自分自身の発言に対して、責任を持って行動しているか。人のせいにはせずに、自分の責任として、最後まで取り組んでいるか。うそをついたり、約束を破ったりしてはいないか。任されたこと、指示を受けたことなどに対して、きちんとやりきっているか。 |
| 素直さ 謙虚さ | 常に素直な態度、振る舞いができているか。奢らず、謙虚な姿勢でいるかどうか。 | 指示や指導、教育に対して、否定・反論せず、素直に聴いて遂行できている。疑問に思うことに対し、反抗するのではなく、しっかりと意見として伝え、話し合いを受け入れることができる。自分を偉いものと思わず、周りから学ぶ気持ちや、周りの意見を受け入れている。 |
| 気配り 思いやり | 状況や予測をして、最善な行動ができているかどうか。相手や周りの気持ちを思いやることができているかどうか。 | 現在の状況や、これからどうなるかなどを予測・考慮して、より良い判断や、振る舞い、声掛けなどができている。常に周りに気を使い、相手の気持ちを察して、最善の行動ができている。相手の心情などを気遣い、声をかけたりしている。 |
| 粘り強さ 折れない心 | 失敗したり、困難なことに直面しても、粘り強く取り組むことができるかどうか。 | 困難なことが目の前にあったとしても、あきらめず、投げ出さずに粘り強く取り組めている。ミスや失敗、つらいことなどがあっても、重くとらえ過ぎずに、前向きに立ち向かっている。 |
| 自責の精神 | 周りに責任転嫁せず、自分自身に責任がある言動ができているかどうか。 | 物事がうまくいかない、思い通りに行かないことを、周りの人や環境、社会のせいにはしていない。何事も、自分自身に原因があると捉え、自分でなんとかしようとしている。 |
| コンプライアンス | 法令の知識があり、遵守できているかどうか。 | 業務に関する法律に関しての知識が十分にある。業務に関わること、情報に関わること、各種ハラスメントや機密情報なども含め、守るべきものをしっかり守っている。自身だけではなく、周りがコンプライアンスを徹底できるように影響を与えている。 |
| チャレンジ 向上心 積極性 | 新しい仕事や、難しい仕事にチャンレンジしているかどうか。より向上していこうという姿勢がみられるか。 | 今の自分自身よりもより、上の仕事や難しい仕事に自らチャレンジしている。新しい仕事やプロジェクトなどがあったら、主体的に自ら参加、取り組んでいる。より自分自身の知識やスキル向上に関心を持ち、積極的に勉強したり、研修などに参加している。指示待ちやこなすだけの仕事の仕方ではなく、より自分から取り組んでいる。 |
| 笑顔 明るさ 元気さ | 普段から、笑顔をたくさん出しているか。明るく、元気に振る舞っているか。 | 毎日のあいさつ、お客様や協力業者、取引先の来社などの際には、自然な笑顔で対応できている。難しい仕事や、忙しいときであっても、明るく元気な態度で、周りとコミュニケーションを取っている。相手を不快にするような表情、態度をしない。 |
| 顧客中心 | 常に顧客第一の考え方で行動できているかどうか。 | 顧客にとって、何が最良かを第一に考え、普段の仕事ができている。顧客から「ありがとう」と言ってもらえるような貢献ができている。顧客に喜んでもらえるような、伝え方、対応ができている。自分自身の損得や手間の問題ではなく、顧客にメリットがあることを一番にしている。 |
| スピード・行動 | 即行動ができているか、仕事のスピードを大事にしているか。 | 物事を先延ばしにせずに、すぐに取り掛かるなど、行動を起こしている。判断や決め事の期限は、必要以上に長くせずに、できるだけ早い期日で設定し、それを守っている。普段の仕事を無駄にダラダラと時間を使わず、スピードを持って遂行している。 |
| モチベーション | モチベーション高く、仕事に取り組んでいるかどうか。 | 普段の仕事にやりがいを感じ、モチベーション高く取り組んでいる。毎日の仕事に楽しさ・充実感を感じている。やらされ感、割り切り感で仕事をこなすのではなく、自分自身の成長を実感して、前向きに仕事に取り組んでいる。 |
| 誇り プライド | 仕事に誇りやプライドを持って取り組んでいるかどうか。 | 他にはできない専門的な仕事で、顧客に貢献できるこの仕事に誇りを持ち、それが言動に現れている。自分自身の役割に、日々自尊心をもって取り組み、その発言・意見を伝えている。プロの仕事として、妥協や中途半端な結果にしないというプライドを持ち行動している。 |
| 関心 好奇心 | 仕事・仕事以外にもいつも関心や好奇心を持っているかどうか。 | 何事においても関心を持って、もっと詳しく、もっと深く知ることができるように知識を増やしている。新しいことに興味をもって、調べたりやってみたりしている。もっとこうした方がいいなどの意見や提案を積極的に考え、伝えている。 |
| 身だしなみ 清潔さ | きちんとした身だしなみができているかどうか。清潔感があるかどうか。 | 服装・髪型・爪・ひげ・化粧など、職場で定められた決まりを守っている。好印象を与えるような清潔さを保っている。乱れた服装、におい、不潔な髪・ひげ・爪などは厳禁。 |
| 勤怠 | 勤怠に乱れはないかどうか。 | 時間通りに出勤し、業務をスタートできている。やむをえない事情を除いて、遅刻・早退・欠勤などの勤怠の乱れはない。やむをえない欠勤・遅刻・早退などの場合でも、きちんと申請している。 |
| メンタル維持 | 常に安定した気持ち、精神で仕事に取り組んでいるか。 | 様々な要因(プライベートも含む)による気持ちの浮き沈みによって、仕事のパフォーマンスを変えることなく、安定した発揮ができるかどうか、その維持を自身で図っているかどうか。 |
| 受け入れの姿勢 | 新しいもの、普段とは違うもの、自身の当たり前以外のものを受け入れるか | 周りからの提案、アイデア、申し出などをまずは一旦共感し、受け入れることができている。自身の当たり前、物差しに当てはまらないものであっても、それを認め、受け入れてからの話し合い、検討などを行っている。 |
| ホスピタリティ | 周りをもてなす気持ちが表れているか。より相手が嬉しく思うような振る舞いがみられるか。 | 相手の立場に関わらず、常に相手がどのようにされたら嬉しいか、快適かを考えた振舞いができている。相手の期待を超えるような言動により、感動を与えることを行っている。 |
| リィツ文化の伝承 | リィツ50年の歴史を大事にしているか。リィツ力があるか。 | リィツが何を大事にし、何を守っていきたいかを理解している。判断が必要な場合や、ものごとで悩む場合などは、リィツ文化に基づいた価値基準により判断を行っている。自分だけではなく、周りへもリィツ文化の伝承を行っている。 |
2 – 6 各レベルに必要な「成長・人間力」一覧


